おしらせ アーカイブ

【イベント】5/11出演バンドを映像で紹介!

■ということでいよいよ今週末は出版記念ライブ@新大久保EARTHDOM。イベントに先駆けて出演バンドを映像で紹介します!

Payback Boys
at antinock 081207

Chaos Park

Romanes
Durango95-teenage lobotomy / ロマーンズ
(embedできない設定になってました……。リンク先で確認してください!)

Johns Town Aloha

Jet Boys
I'm in love with rock 'n' roll girl(PV)

ライブ

Smash Your Face
Over Flow

BREAKfAST
20000v 100307

earthdom 040307

2004年のスタジオライブ。古い映像ですがかなり滅茶苦茶なことになってて楽しいですね。

【イベント】Garageland Jam #1/『プリーズ・キル・ミー』『アメリカン・ハードコア』出版記念ライブ

ちょっと刊行から時間があいてしまいましたが、ゴールデンウィーク明けに出版記念イベントを行います。東京近郊のかっこいいパンク/ハードコアバンドの数々が出演してくれることになりました。
一口に「パンク/ハードコア」と言っても様々なスタイルがありますが、今回は結構バラエティに富んだメンツになったかと思います。意外とない組み合わせだと思いますので是非遊びにきてください。

□Garageland Jam #1/『プリーズ・キル・ミー』『アメリカン・ハードコア』出版記念ライブ
■5/11(Sun) Open 18:00/Start18:30
新大久保EARTHDOM(03-3205-4469)
■adv:\1,500/door:\1,800(+1drink)
■出演:
Johns Town Aloha
Payback Boys
Smash Your Face
BREAKfAST
Romanes
Jet Boys
DJ: DJ IIJIMA、DJ TKD、TETSUYA a.k.a.学帽政(TOP GUN)

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【TV放映】HARAJUKUマグネット

■MTV Japanで放送中の番組「HARAJUKUマグネット」の中で、Your Song Is Goodのメンバーが『アメリカン・ハードコア』を紹介してくれています。「最近ハマってるもの」とのこと。そういえば、元BREAKfASTの酒井さん率いるThe Biteのブログでもそんな話が出てきてましたね!

ON AIR予定日:初回放送 4月22日(火)23:00~23:30
          リピート  4月23日(水)19:00~19:30
                 5月24日(木)17:00~17:30
                    26日(土)11:00~11:30

THE ReACTION E.P.(初回限定盤)(DVD付)THE ReACTION E.P.(初回限定盤)(DVD付)
YOUR SONG IS GOOD 齋藤淳 吉沢成友


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【雑誌掲載】Punk Rock Confidenthal Japan

■NOFXのファット・マイク主宰による「Punk Rock Confidential」誌の日本版に、『アメリカン・ハードコア』の紹介と著者へのアンケートが掲載されています。かなり大量な映像の収録されたDVDも付録でついてくるのでかなりお得な雑誌かと。

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【雑誌掲載】ミュージック・マガジン 2008年4月号

現在発売中の「ミュージック・マガジン」に、ムードマンさんによる『アメリカン・ハードコア』書評が掲載されています!

ちなみに同じページでは『ライフ・アット・スリッツ』の書評も掲載されてますが、これは『いるべき場所』がお好きな方には併読マストな本ではないかと。

MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2008年 04月号 [雑誌]MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2008年 04月号 [雑誌]


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アメリカン・ハードコア (Garageland Jam Books)アメリカン・ハードコア (Garageland Jam Books)
スティーヴン・ブラッシュ 横島智子


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LIFE AT SLITS ライフ・アット・スリッツLIFE AT SLITS ライフ・アット・スリッツ
山下 直樹(元スリッツ店長); 浜田 淳


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いるべき場所 (Garageland Jam Books)いるべき場所 (Garageland Jam Books)
ECD


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【書評掲載】Intoxicate

■現在配布中のタワーレコードのフリーマガジン「Intoxicate」にて、ICC学芸員の畠中実さんが『アメリカン・ハードコア』を取り上げてくださっています。

パンクが持っていた反骨精神を「アート・スクール風能書き」抜きにして、極限まで、あくまでも過激に展開する。それが「ハードコア」の謂いであり、これはその「伝説」を知るための決定版的書物だ。

と評価していただきました!

【書評掲載】エクス・ポ 002

批評家の佐々木敦さんが編集人をつとめる雑誌「エクス・ポ」最新号の中で、佐々木さんが「冬休み読書日記」という記事で『アメリカン・ハードコア』を取り上げてくださっています!

「このあたりに興味を持つリスナーにとっては、今後必須文献となるだろう」とのこと、ありがとうございます!

ちなみにエクス・ポはその高圧縮されたレイアウトが話題ですが前号と比べてかなりすっきりと読みやすくなった気が。デザインは前号に引き続き『いるべく場所』の装丁も手がけてくださった戸塚泰雄さんが担当されています。

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【書評掲載】DOLL 2008年4月号

『DOLL』4月号に、行川和彦さんによる『アメリカン・ハードコア』評が掲載されています。

行川さんといえば名著『パンク・ロック/ハードコア史』をはじめ、やはりハードコアについて語らせたら日本一!な方ですけれども、その行川さんにも絶賛していただきましてほんと光栄至極であります!

DOLL (ドール) 2008年 04月号 [雑誌]DOLL (ドール) 2008年 04月号 [雑誌]


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パンク・ロック/ハードコア史パンク・ロック/ハードコア史
行川 和彦


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【書評掲載】サンデー毎日 2/24号

「サンデー毎日」2/24号の書評コーナー「一冊の本」で五所純子さんによる『いるべき場所』の書評が掲載されています。

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【書評掲載】「ダ・ヴィンチ」3月号

「ダ・ヴィンチ」3月号の175ページ(音楽コーナー)の宮昌太朗さんによるコラム「音楽を愛でる本」で『いるべき場所』が紹介されています。

ダ・ヴィンチ 2008年 03月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2008年 03月号 [雑誌]


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『アメリカン・ハードコア』先行販売!

■さて、弊社の今年の第一弾『アメリカン・ハードコア』。書店には来週後半くらいから並びだしますが、実は昨日からシアターN渋谷さんで先行販売を行っていただいています!

■シアターNといえば映画『アメリカン・ハードコア』を上映した劇場なのはもちろん、現在はレイトショーで「TRASH ROCK PICTURE SHOW」と題してGGアリンの映画『全身ハードコア』と『ザ・クランプス 精神病院ライブ』という無茶なカップリングの上映が行われています。私も近々見に行く予定ですが、こないだチラシを納品に行った際に思わずGGのTシャツだけ買っちゃいました。GGのTシャツは何種類もありますが、どれもかっこいいので併せて買うといいと思います。ちなみに早くも売り切れのTシャツも出てきてるそうなのでお早めに!

■『アメリカン・ハードコア』の物販自体は「TRASH ROCK PICTURE SHOW」の後、続けて上映される『UK/DK』の際にも引き続き置いてもらう予定です。劇場にお寄りの際には是非手にとってみてください!

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アメリカン・ハードコアアメリカン・ハードコア
スティーヴン・ブラッシュ 横島智子


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ECDさんコラム新連載

Webマガジン「Public Image」内でECDさんと写真家の植本一子さんによるコラム「WE ARE ECD+1」の連載がスタートしています。

またしても赤裸々な……。『いるべき場所』を最後まで読まれた方ならおそらく興味を惹かずにはいられない連載ではないかと。

いるべき場所 (Garageland Jam Books)いるべき場所 (Garageland Jam Books)
ECD


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『いるべき場所』重版!

おかげさまで好評の『いるべき場所』、売れ行き好調につき早くも重版しました!
一部書店様で注文を保留にさせていただいていましたが、今週にはすべて出荷いたします。多謝!

【書評掲載】インビテーション 2月号

ぴあの月刊誌「インビテーション」の2月号で『いるべき場所』をとりあげていただきました。

評者はミュージックマガジンの斉木さん。ちょうど同時期に発売されたカーネーションの直枝政広『宇宙の柳、たましいの下着』と合わせて紹介されています。

宇宙の柳、たましいの下着宇宙の柳、たましいの下着
直枝 政広 boid


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【書評掲載】日本経済新聞12月12日夕刊

12月12日の日経新聞夕刊、「エンジョイ読書」欄にて、陣野俊史さんが『いるべき場所』を取り上げてくださいました。ご指摘のとおり、個人史でありながらすぐれたカルチャー史であり「日本社会への痛烈な批判」でもある本だと思います。

さまざまな読み方のできる本だと思いますので是非手にとっていただければと。

【雑誌掲載】クロスビート1月号、ミュージックマガジン12月号、週刊読書人12月14日号

ご連絡が遅くなりまくっておりますが、『プリーズ・キル・ミー』は引き続きいくつか書評をいただいています(もう次の号出ちゃう頃ですね、すみません……)。

●クロスビート1月号
クロスビートはロックカップル特集ということで、『PKM』にも登場するカップルが何人か登場していますので、併せて読むと面白いのではないでしょうか。

●ミュージックマガジン12月号
鳥井賀句さんが書評を書いてくれました!賀句さんの場合本に出てくる人たちを直接ご存知だったりもするわけで、力の入った評価をしてくださっています。ありがたいです、ほんとに。

●週刊読書人12月14日付
陣野俊史さんによる書評をご掲載いただきました。トム・ヴァーレイン、そういえばたしかに出てきませんね。

CROSSBEAT (クロスビート) 2008年 01月号 [雑誌]CROSSBEAT (クロスビート) 2008年 01月号 [雑誌]


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MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2007年 12月号 [雑誌]MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2007年 12月号 [雑誌]


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新刊『いるべき場所』!!

ベテランラッパーECDが半生を振り返った音楽的自伝『いるべき場所』、近日発売です!

本日見本があがってきました。デザインもかっこよくできてますが、中身もめちゃくちゃ面白いと思います。ぜひ書店で見かけたら手にとってみてください!

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【雑誌掲載】「Doll」12月号

おしらせが遅れましたが、「ロッキング・オン」と同日に発売された「Doll」12月号にも『プリーズ・キル・ミー』の書評が掲載されています!

ちなみに今月の「Doll」はブラジリアン・ハードコア特集。南米ハードコアの中でも特にブラジルについては熱狂的なファンの多いジャンルですが、今回の特集もかなり気合の入った感じです。チェックしてみてはいかがでしょうか!

DOLL (ドール) 2007年 12月号 [雑誌]DOLL (ドール) 2007年 12月号 [雑誌]


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プリーズ・キル・ミー (Garageland Jam Books) (Garageland Jam Books)プリーズ・キル・ミー (Garageland Jam Books) (Garageland Jam Books)
レッグス・マクニール/ジリアン・マッケイン 島田陽子


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【雑誌掲載】Rockin' On12月号

「Rockin' On」12月号に、『プリーズ・キル・ミー』の著者レッグス・マクニールのインタビューが掲載されました!

「俺は“パンク本”を書きたかったわけじゃなく、本そのものがパンク、そんな本を作りたかったんだ」

NMWという、ミュージシャン以外の音楽業界関係者へのインタビューを載せるページです。内容もかなり面白いのでチェックしてみてください。

rockin'on (ロッキング・オン) 2007年 12月号 [雑誌]rockin'on (ロッキング・オン) 2007年 12月号 [雑誌]


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新刊『プリーズ・キル・ミー』近日発売

『ブログ・オブ・ウォー』発売から少々あいだが空いてしまいましたが、今年2冊目の新刊『プリーズ・キル・ミー』が近日発売となります。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、MC5、ストゥージズ、ニューヨーク・ドールズ、パティ・スミス、テレヴィジョン、ラモーンズ、ハートブレイカーズ、ディクテイターズ、デッド・ボーイズ、etc……60年代から脈々と連なるアメリカのパンクの歴史。

本書ではアーティスト、マネージャー、雑誌編集者、裏方、ライブハウス・オーナー、レコード会社関係者、グルーピーなど、シーンを取り巻く様々な人々が登場し、証言していきます。
リアルタイムでシーンに関わった数多くの人々の発言だけを地の文なしで構成し、その中から浮かび上がる有名無名の個人たちが作ってきた「パンク」シーンのドラッグやセックスにまみれた内幕。そのすべてを原題のサブタイトル「The Uncensored Oral History of PUNK」にふさわしく、包み隠さず赤裸々に描いた大著です。

原書は96年に発売されて以降順調に版を重ねており、昨年は「十周年エディション」が発売されるなど、この分野では古典とも言えるポジションを築きつつあります。

今年は「パンク30周年」ということで、様々な形でパンクを振り返る映画や書籍が出ておりますが、そんな中でも現場に直接居合わせた人々の声を大量に拾い、アーティストたちの輝かしい面も泥臭い面も隠さずに記録した本書は資料としても重要なものであるとともに野次馬的な興味も満足させる貴重な一冊となっているのではないかと。

書店に並ぶのは10/5以降、オンライン書店では現在amazonにて予約の受付が始まっております。

僕らの仕える自由の国アメリカへ

◆過去の記事はこちら→ブログ・オブ・ウォー アーカイブ

最後にご紹介するのは、リー・ケリー中尉がイラクのアンバル州中心部で書き続けているブログ「Wordsmith at War」です。戦う兵士たちは確かに変わってしまうが、それでもアメリカは変わらぬアメリカでいてほしいと、ケリーは「僕らの仕える自由の国アメリカへ」というタイトルで記しました。

............................................................................................................
だけど頼むから変わらずにいてくれ。僕らは変わってしまったのだから。

その大陸から出るんじゃない。家を売ってはいけない。犬を手放してはいけない。

その醜さも美しさもそのままに、今のアメリカ人でいてくれ。まばゆい高層ビルも、洪水に飲み込まれた都市も、会社で出世の階段をのぼっていく奴も、生活保護の列に並ぶ奴も。みんなそのまま生きて、与えられた自由を楽しむんだ。僕らはくだらない観念論を振りかざす人間とは違う。君たちが望む場所で働くことができて、望む人に投票し、望む人とつき合うことができるのは、すべて僕らがイラクに送られたおかげだなんて、そんなこと言ってるんじゃない。だけど、いいかい? 君たちがそういう権利を獲得するまでになったのは、長い年月のあいだ多くの人々が努力してきたおかげだ。そして僕らがここで働いていることも、その努力の一環なんだよ。

だから僕らのことを忘れないでくれ。僕らは君たちのことを忘れられないのだから。

僕自身が歩くパラドックスなんだ。僕は仲間の兵士たちを信じているし、軍で働くことを誇りに思っている。カントリーミュージックも嫌いだ。だけどね、もし今、こういう場所で「ゴッド・ブレス・ザ・USA(※)」を聴いたら、あるいはあのトビー・キースの歌(※※)を聴いたら、僕は赤ん坊みたいに泣き出すだろう。そして鳥肌が立つほどの愛国心に駆られるに違いない。基礎訓練の卒業式のときもそうだった、軍隊生活に足を踏み入れ、軍隊の食事や酒や寝床を二ヶ月間経験して、さあこれからだというあの感動。

だけど僕は、自分の子供に同じことをやらせようとは思わない。僕で打ち止めにするかもしれない。僕自身これが終わったら、学校に入りなおして必死でライターの道を目指し、山羊ひげなんか生やしてリビングにどっしり腰かけて、今度アメリカが戦争に行くときには口先だけの革命家になっているかもしれない。ニュースで見かける兵士のためにブログを書き、彼らを支援し、VFWに入って政治情勢を論じ、子供たちに解説し子供たちを守る。そして、そう甘っちょろいものじゃないのに往々にして当然と思われている民主主義の幸せの中で、万人に与えられる自由と正義のもとで生きていくんだ。

そう、それが今の僕のプランだ。だけど何事もそうであるように、僕の計画もすぐ変わる。

また書きます。
お気遣いありがとう、アメリカの皆さん。

                                          (抜粋)

※ カントリー歌手リー・グリーンウッドが歌う愛国歌
※※同時多発テロ後にヒットした「怒れるアメリカ人」

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マシュー・カリアー・バーデン


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朝日新聞に書評が掲載されました!

『ブログ・オブ・ウォー 僕たちのイラク・アフガニスタン戦争』

マシュー・カリアー・バーデン 編著
島田陽子 訳

定価:1995円(税込み)


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マシュー・カリアー・バーデン


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戦争は戦争でしかない

7/15の朝日新聞に書評が掲載されます!

◆過去の記事はこちら→ブログ・オブ・ウォー アーカイブ

第八章 帰郷

愛する人が戻ってきたとき、たいていの人はすべてが終わったと安堵します。
しかし兵士にとって帰還とは、戦争から無事に生還して終わりというものではありません。
「This Is Your War」のマイケル・デュラン三等軍曹は、帰国して再び普通の状態に戻ることがいかに難しいか、自身のブログに綴っています。

............................................................................................................

僕はハウ通りに面した大きな窓からぼんやり外を眺めていた。
いつもの道路。車。職場に向かう人、仕事帰りの人。母親は子供を乗せて家に帰る。何も爆発しない。自動車爆弾(VBIED)はここにはない。簡易爆弾(IED)もない。これが普通の世の中だ。この場所には死の危険などない。

嘘だらけの世界だ。

「ねえマイク、あなたはこれからどうしたい?」。サンディが僕に訊ねた。
僕はサクラメントの退役軍人センター(※)にいた。一週間前に初めて予約を入れた。
僕は自分を修復しなければいけない、だからここに来てるんだ。故郷に戻って一ヶ月ちょっと経っていた。もうここはイラクじゃない。僕はしばらくじっと、青いブラインド越しに窓の向こうを見つめていた。頭の中は空っぽだった。僕はどうしたいんだ?

いきなり様々な光景が稲妻のように脳裏を掠めた。
口にピストルをくわえたドク。野戦病院(CASH)で黒い遺体袋の中に横たわったデュプランティエ。その目はどんより濁り、スーパーに並ぶ死んだ魚みたいだった。衛生兵たちは彼の喉に管を挿し、なんとか生き返らせようとした。だけどほんとは、もう助からないとわかっていたのだ。狙撃兵の銃弾に胸を打ち砕かれたその瞬間に、彼は死んでいたのだから。僕は吐き気を催し、手で口を押さえながらよろよろとゴミ箱に近づいてかがみこんだ。戦闘用手袋についた吐しゃ物と胃酸の臭いは、任務が終わるまでずっと消えなかった。

「どうしたいって?」。ようやく僕が口を開いたとき、道路のどこかで十八輪のトレーラートラックがエンジンブレーキをかけて停まる音が聞こえた。僕は身体を左右に振りながらその質問を考えた。IEDの爆発する映像がまた頭に浮かんでくる。中尉の乗ったジープが、茶色と黒の混じった砂塵の雲に飲み込まれていく。
「俺は、だから、普通に戻りたいんだ。何が普通だか知らないけど……俺が普通だったことなんかあったのかね」

「とにかくな、ふざけた真似はよしてくれ、な? そこをまずはっきりしとこう」。僕は言った。「俺はさ、あんたなんかよりよっぽど大勢の人間を撃ち殺してんだよ。だから俺に向かって〝義務と名誉と祖国〟とかっていうおちゃらけはやめてくれ。もうたくさんなんだよ……ついでに教えてやろうか? そんなもの存在しないのさ。戦争は戦争でしかない。でな、何がどうなろうが構わねえのが戦争なんだよ」

僕はもう一度窓の外へ目をやった。でもそこに見えるのはハウ通りじゃない。僕の目に映っているのはルート・バーノンだった。僕らが毎日毎日、IEDを探して歩いた道だ。
しょっちゅう僕はうんざりして、ヘルメットを脱ぎハンヴィーのフロントガラスに投げつけた。さっさとIEDが爆発すればいいと思った。いつまでもびくついているより、一気にケリをつけてくれないか。

殺せよ、くそったれ、いいから殺せってんだ。この宙ぶらりんの状態を終わらせちまおうじゃねえか。僕はいつも思っていた。

……それで、これからどうするというんだ?

「俺はうちに帰りたい」

                                          (抜粋)

※退役軍人センター
復員軍人のためのカウンセリングセンター


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マシュー・カリアー・バーデン


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僕は君のもとに戻れない

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第七章 帰らぬ者


イラク派兵任務を二度満了し、三度目のイラク派兵に向かう途中で命を落としてしまったエリック・フリーマン。彼は、自分にもしものことがあったら開くようにと、出立前に手紙を残していました。世を去ったときにかぎり読むようにと書かれたその最後の手紙が、「Blackfive」で公開されています。

............................................................................................................
ティアラ、

元気でやってるかな。君が今この手紙を読んでいるとすれば、僕は君のもとに戻れないということだ。でも元気を出してくれ。お願いだから僕たちの運命を哀れんだりしないで。ふたりで一緒に過ごせた幸せを思って、そして僕は死ぬまで君を愛していたってことを忘れないで。僕を思い出すときには、こういう結末でなかったら、なんて考えず、僕のために笑顔になってほしい。そして僕たちが過ごした楽しい時間を思い出してくれ。君が僕のことを思って悲しくなるのは嫌だ。僕は君に、僕たちがどれほど愛し合っていたか、どんなふうにふたりで楽しく過ごしたかをみんなに話してほしいんだよ。僕は人から嘆かれるような人生を送っちゃいないんだから。僕の人生は、僕の愛する人たちを幸せにするためにあるんだ。ティアラ、わかってるかい、君は本当に素晴らしい人なんだよ。君のおかげですべてが価値あるものになった。僕にとっては誰より素晴らしい、誰より僕を支えてくれる、愛情にあふれる人だった。君のように僕の胸をときめかせる人はほかに誰ひとりいない。さあ、でももうこの辺にしておこうね。僕が君に望むことは三つだけ。僕の人生と僕たちふたりの愛を祝福してくれ。僕の人生が終わっても君の人生を終わりにはしないで。そして忘れないで、僕は今でも君を愛している。僕たちからその愛を奪えるものなど何ひとつないんだよ。

                            エリック

                                          (抜粋)

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「私の」兵士ではないとわかって安心した

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第六章 銃後を守る英雄たち

この章は、母国アメリカで兵士たちの帰りを待つ家族や恋人たちが書いたブログが収録されています。

夫の帰国を間近に控えていたウェンディ・マーは、夫がアイオワ州兵としてアフガニスタンに派兵されていた十八ヶ月のあいだに学んだことを、「Biting Their Little Heads Off」に綴りました。

............................................................................................................
私はこの一年で多くのことを学んだ。
切ない思いとは何かを知った。愛する人と長いあいだ離れていると、本当に心にぽっかり穴が開くものなのだ。これは単なる比喩的表現ではない。
ブラックユーモアがどういうところから生まれるものかもわかった。普通の人がげっそりして首を振りそうな状況でも、私は笑えるようになった。ブラックユーモアで正気が保てるときもあるらしい。
乗り越えなくてはいけない問題が何かわかっているつもりでも、憂鬱を撥ね退けられないときがあるのも知った。
恐怖も知った。安全な自分の家の中にいても、恐ろしく不安になることもあるのだと……電話のベル、ドアがノックされる音に、私たちは脅える。永遠に終わらないように思える時間というものがあるのも知った。
罪悪感や自己嫌悪も知った。「私の」兵士ではないとわかって安心し、次の瞬間、ほっとした自分が嫌になる。代わりに私の知っている、大切な誰かが、私のいちばん恐れている悪夢に突き落とされているというのに。

見ず知らずの人の親切が信じられないほどの効果を与えてくれることも学んだ。リン、あなたにはどんなに感謝しても足りないくらいよ。
「ねえ、私がここにいるよ、私はあなたのことをちゃんと考えているよ」と誰かが言ってくれるだけで、力が出てくるものだとも知った。
「何か私にできることがあったら」という言葉は、何を言えばわからないときに発せられるおざなりの文句ではないことも知った。それに、何も口にしないまま行動で示してくれる人がいることも……

                                          (抜粋)

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仕事なんだ、悪く思わないでくれ。

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第五章 戦士たち

この章には、実戦の様子が細かく描写されたブログが集められています。ミリタリーブログならではの、アドレナリン満載の好戦的なブログは後にして、まずはチャールズ・ジーゲンファス大尉が「自分が初めて殺した男」について書いた「From My Position...On the Way!」からご紹介します。

............................................................................................................................
初めて殺した男のことが気になって仕方なかった。人の命を奪ったとか、「人殺しは悪である」的考え方とか、そういうことからじゃない。そうする権利(自己防衛)がなかったというのでもないし、(五歳の子が必ず言うように)「あっちが先にやった」からというのでもない。

初めて殺した男の目を、撃つ瞬間に僕は見てしまったのだ。まともに、その目を。実際そこを狙っていたんだが、そういう問題じゃない。僕がそこに見たのは殉教者の燃える思いではなかった。そこに怒りはなかった。名誉も復讐心も感じられなかった。僕がそこに見た表情、そこにあった感情は、「あ、しまった!」としか言い表しようのないものだったのだ。

その男は銃一挺で銃撃戦に臨んだ。僕は三十挺持っていた。彼の弾丸は九十発くらいだった。僕は三千発以上持っていた。彼の武器は自動小銃。僕はピストルにライフルにマシンガン、グレネードランチャーを、どれも数挺持っていた。そのうえ僕には、彼にないものがあった――十六人の仲間だ。

僕が引き金を引くと引き金が撃鉄を起こし、撃鉄が撃針にぶつかる。点火装置と弾薬に火が点き、弾丸が発射され、そして彼を七十二人のヴァージン(※)のもとへと送り出した。僕が見つめる前で彼は小刻みに震え、そして倒れた。僕の目の前でぴくぴく身体が動いていた。それから僕は燃える家の中に飛び込んで彼を引きずり出した。万一まだ息がある場合に備えてのことだ。再び戻り、次に彼の家族を引っ張り出した。

すべてが終わったあと、僕が本当に戸惑いを覚えたのは(その渦中では何も考えていなかった。ただ動き、身体で反応していただけだ)、自分が何も感じていないということだった。涙も出ない、ため息も出ない。憂鬱すら感じない。嬉しい気分にもなっていなかった。完全に感覚も感情も抜け落ちていて、そのことがものすごくひっかかっていた。

                                          (抜粋)

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時には、引き金を引かないことのほうが難しい。

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CounterColumn」のジェイソン・ヴァン・スティーンウィック中尉は、「決断の分析」というタイトルで、リーダーが下さなくてはいけない選択――生かすか殺すか――について綴っています。ある日彼は、頭に赤いスカーフを巻き、銃床のないAK四七を肩にかけている男を見つけました。

..................................................................................................................................
警察官や警備員であれば軍用武器を携帯できるが、この男にはそう特定できる要素がなかった。頭にスカーフを巻いている警察官も、僕はこれまで見たことがない。男は僕たちから遠ざかろうとしていた。背中をこちらに向けているから、差し当たり彼本人に警戒はいらない。

僕が咄嗟に思ったのは、ハンヴィーから飛びおりて「キフ!」(「止まれ!」)と叫び、男を捕まえることだった。だが通信手段のない車でそれはまずい。僕が飛びおりたら後ろの二台は停まるだろうが、残りの車はそのまま行ってしまうだろうから、装甲ハンヴィー一台に僕と救急隊員と牧師だけがとり残される。喧嘩を始めようというときに、それだけの戦力では心もとない。男の仲間がどこかに隠れていて、脇から撃たれるかもしれないという心配もあった。もしも男が「アリババ」――イラク人は反体制勢力をそう呼ぶ――だとすれば、単独行動はしないだろう。

次に頭に浮かんだのは、この場で彼を撃ち殺すということだった。群集のど真ん中で。駄目だ、それもまた愚かな考えというものだ。狙いが定まらない。左手で撃たなくてはいけないだろうし、今は揺れ動く車の中だ。しかも男は市場のすぐ脇にいる。周りには子供がいるし、発砲すればほかの全員が同じ方向へ向かってがんがん撃ち出すかもしれず、そうなればファルージャの二の舞だ。

結局、そのまま男を行かせることにした。僕たちは何の行動もとらなかった。
男に気づいてからその判断を下すまでの時間は、五秒もなかっただろう。

あとで僕は、後ろの席にいたNCOに話をした。「どうなんだろう……もしかしたらあの場で彼を射殺するべきだったのかもしれない」。その言葉をどこまで本気で考えていたのか、自分でもよくわからない。だがそのNCOは言った。「まさか。子供じゃないんですよ。そりゃどっかの馬鹿なガキのやることでしょう。そんなことをしたら大量虐殺が始まっていましたよ。全員一斉に同じ方角に発砲し始めたでしょうからね」

彼の言うとおりだ。
その後、その男はいつもその交差の警備に就いているイラク人だとわかった。彼はそれとわかるアームバンドをしていたが、コートで隠れて見えなかったのだ。
今回は不殺生を選んだことが正しい判断だったわけだ。
今回はね。
                                 (抜粋)

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マシュー・カリアー・バーデン