8月に行われた第2回は1920年代から1940年代まで。ドイツとアメリカにおける対照的なマイク開発とテープレコーダーの登場。レコーディング・アーティストの元型としてのビング・クロスビーと大規模PAを用いた「ロック・スター」の元型としてのヒトラーの対比。一般的に言われる「マイクの発達により小さい声で歌った録音が可能になった」というだけにとどまらないビング・クロスビーのきわめて先進的なセンス等々やはり大変濃密な二時間でした。
前回講義の最後にはビング・クロスビーが療養中のレス・ポールにテープ・レコーダーをプレゼントしたことが「多重録音」の始まりにつながった、というエピソードを紹介。奇しくもその数日後にはレス・ポール死去の報。9/8(火)に行われる第3回は、レス・ポールとビング・クロスビーの「美談」の真相に迫るとともに、33回転&45回転レコードの登場を通じたレコード文化の爆発と、激動する時代のダイナミズムが感じられる内容となると思われます。
来週火曜7時半より、本社会議室にて行いますので、よろしくお願いいたします!