年内の刊行予定

■いよいよ11月も終わりに近づきました。もうすぐ一年も終わろうとしているわけですが、弊社編集部は年内にあと三冊刊行!ということで現在大変忙しく仕事をしております。なかなかそれぞれにビッグタイトルなんですよ。ということで軽く予告を。

■まず12月上旬発売の新刊が2冊。批評家の佐々木敦さんが昨年より「BRAINZ」という私塾を主宰してるのですが、その講義録を、まずは佐々木さんのと、『東大のアイラー』でもおなじみの大谷能生さんの分を刊行します。いずれも12月10日くらいまでには書店に並びだすのではないかと。

佐々木敦『「批評」とは何か? 批評家養成ギブス』(本体価格1,600円)
大谷能生『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(本体価格1,300円)

佐々木さんの方は、もともと批評家養成講座みたいな感じの授業だったんだけど、結果として佐々木さんの「批評」観を延々と語る、みたいな本になりました。であるとともに、ある程度現在の批評というもののあり方についてのマッピングの役にも立つ(もちろん佐々木さんの視点から、ですが)。こういう本はちょっとないと思います。

大谷さんのほうは、彼が影響を受けた「批評」を5冊ピックアップし、それを精読していくという内容。批評の対象だけでなく、それを扱う手つき、書き方という部分に注目して丁寧に読み解いていきます。

2冊併せて読むと、ところどころ話題がシンクロしているところもあり(そしてそれは、おそらく今後このシリーズが進んでいくにつれてますますあちこちシンクロしていることが明らかになると思うのですが)、それぞれちょっとずつ見方が違ったりするのも面白いところだと思います(なので全部買ってね!・笑)

■そしてもう一冊は年末になっちゃうかと思いますが、以前より告知だけはしていたノルウェー・ブラック・メタルの最重要文献「Lords of Chaos」の全訳をお送りします。『プリーズ・キル・ミー』『アメリカン・ハードコア』に続く「分厚い翻訳音楽本」シリーズ(笑)。とはいえ今回は500ページを切るので、前2冊ほど厚くはないです。
ヴァーグ・ヴァイカーネスa.k.a バーズムの獄中インタビューをはじめ、ブラック・メタルのヤバい話が満載。なんせ悪魔教会教祖のアントン・ラヴェイにまでインタビューしてますからね!

■ということで、これらの制作が終わらないと年が越せない感じなわけですが、とりあえず速報まで。どうぞよろしくです。

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