『ブログ・オブ・ウォー』発売から少々あいだが空いてしまいましたが、今年2冊目の新刊『プリーズ・キル・ミー』が近日発売となります。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、MC5、ストゥージズ、ニューヨーク・ドールズ、パティ・スミス、テレヴィジョン、ラモーンズ、ハートブレイカーズ、ディクテイターズ、デッド・ボーイズ、etc……60年代から脈々と連なるアメリカのパンクの歴史。
本書ではアーティスト、マネージャー、雑誌編集者、裏方、ライブハウス・オーナー、レコード会社関係者、グルーピーなど、シーンを取り巻く様々な人々が登場し、証言していきます。
リアルタイムでシーンに関わった数多くの人々の発言だけを地の文なしで構成し、その中から浮かび上がる有名無名の個人たちが作ってきた「パンク」シーンのドラッグやセックスにまみれた内幕。そのすべてを原題のサブタイトル「The Uncensored Oral History of PUNK」にふさわしく、包み隠さず赤裸々に描いた大著です。
原書は96年に発売されて以降順調に版を重ねており、昨年は「十周年エディション」が発売されるなど、この分野では古典とも言えるポジションを築きつつあります。
今年は「パンク30周年」ということで、様々な形でパンクを振り返る映画や書籍が出ておりますが、そんな中でも現場に直接居合わせた人々の声を大量に拾い、アーティストたちの輝かしい面も泥臭い面も隠さずに記録した本書は資料としても重要なものであるとともに野次馬的な興味も満足させる貴重な一冊となっているのではないかと。
書店に並ぶのは10/5以降、オンライン書店では現在amazonにて予約の受付が始まっております。