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第七章 帰らぬ者
イラク派兵任務を二度満了し、三度目のイラク派兵に向かう途中で命を落としてしまったエリック・フリーマン。彼は、自分にもしものことがあったら開くようにと、出立前に手紙を残していました。世を去ったときにかぎり読むようにと書かれたその最後の手紙が、「Blackfive」で公開されています。
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ティアラ、
元気でやってるかな。君が今この手紙を読んでいるとすれば、僕は君のもとに戻れないということだ。でも元気を出してくれ。お願いだから僕たちの運命を哀れんだりしないで。ふたりで一緒に過ごせた幸せを思って、そして僕は死ぬまで君を愛していたってことを忘れないで。僕を思い出すときには、こういう結末でなかったら、なんて考えず、僕のために笑顔になってほしい。そして僕たちが過ごした楽しい時間を思い出してくれ。君が僕のことを思って悲しくなるのは嫌だ。僕は君に、僕たちがどれほど愛し合っていたか、どんなふうにふたりで楽しく過ごしたかをみんなに話してほしいんだよ。僕は人から嘆かれるような人生を送っちゃいないんだから。僕の人生は、僕の愛する人たちを幸せにするためにあるんだ。ティアラ、わかってるかい、君は本当に素晴らしい人なんだよ。君のおかげですべてが価値あるものになった。僕にとっては誰より素晴らしい、誰より僕を支えてくれる、愛情にあふれる人だった。君のように僕の胸をときめかせる人はほかに誰ひとりいない。さあ、でももうこの辺にしておこうね。僕が君に望むことは三つだけ。僕の人生と僕たちふたりの愛を祝福してくれ。僕の人生が終わっても君の人生を終わりにはしないで。そして忘れないで、僕は今でも君を愛している。僕たちからその愛を奪えるものなど何ひとつないんだよ。
エリック
(抜粋)
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