ファルージャ戦

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ニール・プラカシュ陸軍中尉――コールサインは「アヴェンジャー・レッドシックス」――は、彼のブログ「Armor Geddon」で、戦車・歩兵・兵器が総動員されたファルージャ戦の様子を描いています。彼は司令官の指示に従い、テロリストが集結していると見られる建物に爆弾を投下させる任務に就きました。

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ヒュルルル――ドーン、ヒュルルル――ドーン、ヒュルルル――ドーン。

「すんげえ! 見ろよ! 嘘みたいだ」。僕はぎょっとしていた。爆発はビルの五階から十階くらいの高さまで上がっただろう。巨大な灰色の雲がもくもくと立ち昇り、まるで火山が噴火したようだった。でも僕がぎょっとしたのはそこではない。その爆発で、人の身体がまっすぐ空へと吹き上げられたのだ。映画でやるのなんかとはまるっきり違う。映画だと爆発で宙に吹っ飛ばされた奴はばたばた手足を振り回す。そんなんじゃなかった。子供がアクション映画のキャラクター人形を空に向かってぽーんと放り投げるような感じだ。手も足もぴくりとも動かない。ただまっすぐに空に昇り、外側に向かって落ちていく。ディスカバリー・チャンネルでよくやってる、早回しで映した開花の映像みたいな。現実とは思えなかった。爆発ごとに三人から五人のテロリストが空に吹き飛ばされた。

ヒュルル――ドーン。ヒュルルル――ドーン。ヒュルルル――ドーン。

こんなおかしな光景は見たことがなかった。まったくもって現実とは思えない。人間の身体があんな動きをするなんて考えられなかった。だから実際にそれを見ると、すごくシュールな気分だった。

「レッドシックス、こちらラムロッド・エイティーン。状況は?」
「大当たりです。完璧でした」
「もしまだ残ってるやつがいたら、再度要請しろ」

すげえ。圧勝だぜ。でもまだ敵は残っているだろう。やるしかない。

「ラジャー。こちらレッドシックス。あと十発頼みます。繰り返します、あと十発です」

そしてさらに撃ち込まれる。
煙の中から敵が三人、よろよろと出てきた。ひとりは片腕で腹をかかえ、もう一方でAKの吊り紐を掴んでいる。ヒュルルル、ドーン。三人とも消えた。

「こりゃすげぇ!」。P三等軍曹が声を上げて笑った。「すげえ。今の、もろに頭に落ちたぞ」

一発は僕たちの左側の巨大なホテルらしき建物に命中した。

「おい! あの屋上にひとり残ってた」とP。その一発が建物に落ちたときには、まるで神本人がおりてきて、その男にぱしっとビンタを喰らわせたように見えた。軌道に放たれたロケットみたいに、男は水平に飛んでいった。そしてもうひとり、まっさかさまに落ちた奴がいた。地面にぶつかって跳ね返り、六十メートルくらい舗道を飛んでいく。P三等軍曹は見るものすべてを報告し、僕は砲兵隊のみんなに状況を伝えていた。

                                          (抜粋)

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マシュー・カリアー・バーデン


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